Opus 5の性能を落とさず使うコツ。むしろ「今までのルール」が足を引っぱります
この記事を3行で要約
Opus 5が来て、Opus 4.8の「途中で止まる」問題がほぼ消えました
コツ1:CLAUDE.mdのグローバル指示を「Fable 5が現場監督、Opus 5が実行担当」に書き直す
コツ2:「必ず検証しなさい」系の古いルールを削る。Opus 5は自分で検証するので二度手間になります
こんにちは、しゅうへいです。
結論、Opus 5は「新しく足す」より「古いルールを削る」ほうが性能が出ます。
新しいモデルが来たら、設定を足したくなるじゃないですか。ぼくもそうでした。でも今回は逆でした。
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Opus 4.8の「うっかり」がなくなった
Opus 5が出てきて、だいぶ仕事が変わりました。
かなり使い込んでいた人は、Opus 4.8の「うっかりすぎるあいつ」の扱いに苦労したと思います。
ぼくはFable 5を司令塔にして、そこからOpusやSonnetに仕事を振る設定にしています。
で、FableがOpus 4.8に振るじゃないですか。Opus 4.8は「わかりました、記事を仕上げます」「ここのコーディングやります」って言うんですよ。言うんだけど、いつまで経っても終わらない。
「どうなってる?」って聞くと、「Opus 4.8が連絡を戻しませんでした」「スコープが外れてました」って返ってきます。つまり、どこかで止まっている。
もっと早く終わるはずのものが終わりません。微妙な成果物が出てきます。「前も言ったのに、これなんでできてないの?」が本当に多かったです。
それがOpus 5にしてから、1日ぐらい使っただけで、すごく安定しました。
ちなみにOpus 5は動画系も強くなってます。ぼくが話さない自動モーション動画を作らせているんですが、動画を作るスキルを2つ試して、両方ともすごく良かったです。動画まわりはOpus 5に任せていいと思います。
司令塔をどっちにするかも、いろいろ調べました。Fable 5を司令塔にするのか、Opus 5を司令塔にするのか。
この1日ぐらいの世界的な事例で言うと、やっぱりまだFable 5を司令塔にして、Opus 5をメイン担当にするのが一番いい、という結論だったので、そうしています。
コツ1:CLAUDE.mdを「現場監督方式」に書き直す
最初にやったのが、グローバル指示の作り直しです。
Claude Codeを使ってる人は、たぶんもうCLAUDE.mdを作ってますよね。Claudeが毎回読み込むファイルです。
ここに書いた指示は「グローバル指示」と言って、どんなときも適用されます。プロンプトに毎回書かなくても、新しい会話で何か頼んだときに必ず読みに行ってくれます。
ぼくがそこに書いてるのは、ざっくり言うとこれだけです。
Fable 5が現場監督として全体を見る
実際に手を動かす担当はOpus 5
機械的な作業や検証はSonnetに振る
この指示文を、Opus 5が来たタイミングで最適化して、設定し直しました。
これをやっておくと、毎回の指示がぶれなくなります。Opus 5を使ってみたい人、Claude Codeをずっと使っててOpusが入ってきた人は、絶対にやったほうがいいです。
やり方も大したことないです。Claude自身に「CLAUDE.mdのグローバル指示を、世界のベストプラクティスから調べて最適な文章にして」って頼むだけ。それで出てきます。
ちなみに、このCLAUDE.mdの話が「なんのこっちゃ」という段階なら、先にClaude本体の使い方を押さえたほうが早いです。ぼくがコードもプログラミングもわからない状態から使い倒すまでを、動画とテキストにまとめています。
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コツ2:「必ず検証しなさい」を削る
ここからが本題です。
Opus 5やFable 5になってきたときに、指示文にこう書いてませんか。
「〇〇しないで」「必ず検証しなさい」
ぼくも入れてました。サブエージェントを立てて検証させて、とか、Codexに見せて検証させて、とか。
でもOpus 5は、自分で検証する流れがもう入ってるらしいんです。こっちから言わなくても、自律的に検証してくれる。
まあ、確かにそうだよねと。どんどん賢くなってるなら、言われたことをやるだけじゃなくて、その成果物がどうかを自分で客観的に見られるようになってます。かなり性能が上がってるということです。
そうすると、困ったことが起きます。
これまで作ったスキルやルールが、Opus 5の性能を落とす可能性が出てくるわけです。
一回もうチェックしてるのに、もう一回チェックさせる。しかも「あらがある前提」で見に行くから、本当はあらがないのに、変なところを触り始めてぶれます。
賢くなるがゆえの問題ですね。そもそもOpus 5には自己検証にあたる機能が入っているらしい。そこまでできるモデルになっているからこそ、こっちの指示が二度手間になります。
なので、ぼくが今やってるのがスキルの監査です。
Fable 5に、これまでのルールとスキルとワークフローを全部見せて、「Opus 5の性能を邪魔するもの、二度手間になるものは削除して」とかけています。
Opus 5が来てからは、この手の微調整が必要になってきます。足すんじゃなくて削る。ぜひやってみてください。
ついでに:オープンウェイトとFable 5.1の話
ここから先はぜんぶぼくの推測です。
このあとがまたすごくて、Moonshot AIからKimi K3が出てくるらしいですね。オープンウェイトのモデルです。
オープンウェイトって何かというと、AIの「重み」を公開しているモデルのこと。ぼくも正直よくわかってなくて、オープンソースじゃないのか、と思ってたんですが、学習データそのものは出さないけど、モデルのパラメータの設定にあたる部分は出す、ということらしいです。
ぼくらが使ってるChatGPTやClaudeはクローズドですよね。重みは出してくれてない。
Kimi K3と、たぶんQwenの大きいやつも、オープンウェイトです。中国系のAIは今、オープンウェイト路線で来てます。
そうなると、ユーザーはそっちに行きます。安心感があるし、たぶん使いやすいし、コスト面もかなり優遇があります。それはそうだよねと。
Anthropicはかなりクローズドなので、この辺りがどうなるのかな、というところです。
プラス、8月にFable 5.1が準備されているらしいです。
Fable 5で今いちばんイラつくのが、分類器にかけられること。この作業をやっていいのか、というセーフガードが効くんですよ。
ぼくも学習サイトにパスキー(指紋認証やFace IDでログインできるやつ)を入れたんですが、セキュリティの抜け漏れを調査させると止まる。Fable 5からOpus 4.8に落とされるんです。これがずっと出てきて、めちゃくちゃやりにくかったです。
たぶんOpus 5に切り替えてセキュリティチェックさせたら、こっちはセーフガードが効かないんじゃないかなと踏んでます。もしかしたらOpus 5、Fableより性能がいいのかもしれません。言ってないだけで。
だとしたら「じゃあOpus 5でいいじゃん」ってなるので、そこに5.1を出してくる。だからFable 5.1はかなり期待していいんじゃないかな、と思ってます。
推測は推測として、この1ヶ月でどんどん変わってるのは事実です。もう完全にAI戦国時代。こんな時代に生きられてるのは、本当にラッキーだなと思います。
まとめ
Opus 5の性能を落とさず使うコツは、2つだけです。
CLAUDE.mdのグローバル指示を「Fable 5が現場監督、Opus 5が実行担当」に書き直すこと。そして「必ず検証しなさい」系の古いルールを削ること。
新しいモデルが来たら設定を足したくなりますが、今回は削るほうが効きます。過去の自分が書いた親切なルールが、いちばんの足かせになってました。
ぼくもコードを書けるわけじゃないし、プログラミングをちゃんと学んだこともないです。それでも毎月60万円の借金を返しながら、AIに仕事を渡して回してます。同じところから始めたい人は、ここからどうぞ。
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